【解決策あり】犬がおもちゃを持ってくるのに離さない!隠れた心理と「ちょうだい」の教え方

 

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犬あるある?愛犬が「おもちゃを持ってくるけど離さない」行動。多くの飼い主さんが経験する、可愛くも不思議な行動ですよね。「なぜ持ってきてくれたのに、渡してくれないの?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?

今回は、我が家の愛犬ルルのエピソードを交えつつ、この行動の隠された理由と、安全におもちゃを離させるための具体的なしつけ方を解説します!

🐶 1. 【我が家の愛犬が語る】おもちゃを持ってくるけど離さないワケ

我が家流!「おもちゃを持ってくるけどしつこい」のはなぜ?

これって、犬を飼っている人なら「あるある!」って思いますよね。可愛くてたまらないんだけど、なぜか離してくれない。我が家の愛犬ルルも、まさにこの行動の達人です。

仕事から帰ってきて、リビングでホッと一息ついていると…。

ルルがトコトコと私の方へやってきます。口には、決まってお気に入りのおもちゃをくわえていて、しっぽをフリフリ。

「よしよし、遊ぶか!」と思って手を出して引っ張ると、ルルはグッと力を入れて全然離してくれません。「グーグー!」と唸りながら、必死の綱引きを仕掛けてくるんです。

この姿が可愛くて癒されるのですが、この引っ張りっこが終わると、今度は**「おもちゃ投げて投げて攻撃」**が始まります。

終わらないエンドレス「投げて」攻撃 🎾

「もう終わりだよ」と言っても、ルルは飽きずに何度も何度も同じおもちゃを持ってきます。気づけば、もう5回?いえ、10回は投げているかもしれません。

この攻撃が始まるのは、決まって私たちがしばらく会っていなかった時。仕事から帰った時や、朝起きた時などです。

我が家は三人家族ですが、みんなこの攻撃を受けます。この強い要求は、寂しさを埋めるための**「かまって!」**というメッセージなんだろうなと感じています。

✨ 2. 犬がおもちゃを持ってくる3つの理由と隠された心理

ルルの行動はとても分かりやすいですが、犬がおもちゃを持ってくる行動には、様々な感情や意図が込められています。主に以下の3つの理由が挙げられます。

理由1:遊びや関心を求めるストレートな催促

最も一般的で分かりやすい理由です。おもちゃを持ってきたことで飼い主が反応し、楽しい遊びの時間が持てたことを学習しているため、この行動を繰り返します。

  • 🐾 遊んでほしい: ボールを投げてほしい、引っ張りっこをしてほしいなど、具体的な遊びへの期待。
  • 🐾 注目してほしい: 飼い主が忙しそうにしている時などに、自分に意識を向けさせたいという気持ちの表れ。

理由2:愛情表現と信頼の証

おもちゃは犬にとって大切なもの。それを飼い主の元に持ってくるのは、強い愛情と信頼の証です。

  • ❤️ プレゼント(共有): 大好きな飼い主へのお気に入りのおもちゃの贈り物です。「あなたと共有したい」という気持ちが込められています。
  • ❤️ 褒めてほしい: おもちゃを持ってきたことで飼い主が喜び、褒めてくれることを期待する学習行動です。

理由3:本能的な行動と自慢

獲物に見立てたおもちゃを捕らえ、群れのリーダー(飼い主)の元へ持っていき、「これを見つけたよ!」と報告して褒めてもらいたいという本能的な欲求です。

  • 🦴 狩猟本能の名残り: 獲物を回収する役割を担っていた祖先の歴史に由来しています。
  • 🦴 自慢: 「このおもちゃ、すごいでしょ?」とアピールしたい気持ちが隠されていることもあります。

ルルの行動を考察すると

調べた中でルルの行動がどの行動に当てはまるのかと思うと、やはり**「1. 遊びや関心を求める催促」「2. 愛情表現と信頼の証」**が当てハマるのではないかと思いました。

会えない時間が長いと、お気に入りのおもちゃを持ってくるけど離さなかったり、投げて欲しいと催促したり。その行動は、寂しさを埋め、一緒に遊ぼうと言われているように感じます。

💡 3. 【最重要】おもちゃを安全に離させる「ちょうだい」の教え方

ルルのように遊びの催促がしつこい場合や、誤飲を防ぐためにも、おもちゃを安全に離させる**「ちょうだい(離せ)」**のしつけは極めて重要です。

「ちょうだい」のしつけが安全確保の鍵 🔐

無理に力ずくで取り上げようとすると、「奪われる」「楽しいことが終わる」と学習し、唸る、噛みつく、慌てて飲み込むといった防衛行動や誤飲のリスクを高めます。

「ちょうだい」のしつけは、「おもちゃを離してももっと楽しいこと(おやつや、また遊んでもらえること)が起こる」と犬に教える交換トレーニングが基本です。

安全に離させるための教え方(交換トレーニング)

【💡 交換トレーニング 4ステップ💡】

  1. 合図(指示語)を決める: 「ちょうだい」「離せ」「ドロップ」など、家族全員で統一した合図を決めます。他の指示と混同しないよう、聞き取りやすい言葉を選ぶと良いでしょう。
  2. 交換を学習させる(おやつ使用):
    • 犬がおもちゃをくわえたら、動きを止めます。
    • 「ちょうだい」と合図を言い、おもちゃよりも魅力的なおやつを鼻先に近づけます。
    • 犬がおやつに気を取られておもちゃを離したら、すぐにおやつを与えて「良い子!」と大いに褒めます。
  3. 交換を学習させる(おもちゃ2つ使用):
    • おやつに興味がない犬には、同程度に興味を示すおもちゃを2つ用意します。
    • 遊んでいるおもちゃの動きを止め「ちょうだい」と合図を言い、もう一つのおもちゃを動かして興味を引きます。
    • 犬がくわえているおもちゃを離したら、大いに褒めて遊びを再開します。
  4. すぐに遊びを再開する: 離した後、すぐにおもちゃを隠さず再び遊んであげることで、「離しても楽しいことは終わらない」と学習させます。

【我が家の解決策】遊びの主導権は飼い主が握る!

ルルの「投げて攻撃の圧」に負けてしまう私ですが、遊びの主導権は飼い主が握ることが、ルルとの良好な信頼関係を築く上で不可欠です。

我が家で意識している3つのルール

  1. 開始は私のタイミング: ルルがおもちゃを持ってきても、すぐに遊ばず、一度「待て」をさせてから遊びを始めます。
  2. 終わりも私が決める: ルルがもっと遊びたがっているうちに「おしまい」と切り上げます。
  3. 終了時の習慣: 終わるときは、ルルがおもちゃを離したら必ずおやつと交換し、おもちゃを回収します。

❤️ 4. おもちゃを持ってくる愛犬のその他の愛情サイン

「お気に入りのおもちゃを持ってくる」のは最高の愛情表現

疲れているはずなのに、ルルと遊んでいると、その愛おしい行動に笑えてきて、心が癒されます。

  • しばらく会えなくて寂しかったから、思いっきり遊びたい!
  • お気に入りの宝物(おもちゃ)を大好きな飼い主さんと共有したい!

そんなシンプルでまっすぐな気持ちがおもちゃを離さなかったり、投げてもらいたがる理由なのでしょう。

愛犬がおもちゃを咥えて寝る(カミカミする)理由

投げる遊びを5回ほど繰り返すと、満足したのか、ルルはおもちゃを咥えたまま自分のクッションへ戻り、カミカミ。そのままお気に入りのおもちゃと寝ることも多々あります。

このおもちゃを咥えて寝る行動も、安心感の追求リラックスが関係しています。

  • 強い安心感と満足感: フワフワしたおもちゃの感触は、子犬時代に母犬や兄弟犬に体を密着させていたときの接触刺激を思い起こさせます。また、好きなものが手元にあるという満足感から、そのまま眠ってしまうことがあります。
  • 不安やストレスの解消: 眠いときなどに布を「チュパチュパ」と吸う行動(ウールサッキング)は、不安やストレスを回避・解消しようとする転位行動の一つで、リラックスにつながります。

ルルが咥えて寝るのも、思いっきり遊んだ後に心の安定を求めるための行動なんだね、と理解することができました。

⚠️ 飼い主さんが確認したい注意点

愛犬がおもちゃを大切にしているときは、その行動を見守りつつ、誤飲の危険がないかだけ確認してあげましょう。

  • 誤飲の危険性: 咥えているおもちゃが口の中にすっぽり収まるサイズだと、寝ている間に誤って飲み込んでしまう危険性があります。
  • 執着や破壊行動: 長時間執拗に舐め続けたり、噛みちぎって中綿などを誤飲する可能性がある場合は、そのモノを隠しましょう。

💖 まとめ:愛犬の「圧」も愛情の証!

疲れているはずなのに、ルルと遊んでいると、その愛おしい行動や圧に笑えてきて、心が癒されます。怠けて寝ながら投げたりなんかしていますが(笑)。

おもちゃを持ってくる行動は、愛犬からのストレートなコミュニケーション。「ちょうだい」のしつけで安全を確保しつつ、ルルからの愛情をたっぷり受け取っていこうと思います!

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